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端唄(はうた)とは
端唄は江戸庶民の間で流行した歌謡で、江戸時代の人々の生活や恋、風物を唄ったものです。
1曲が3〜4分と短く、気軽に歌えるジャンルです。三味線も粋な江戸の雰囲気が感じられます。
小唄の前身とも言われており、共通の曲も沢山存在します。
端唄の三味線ではバチを使い、舞台では鳴り物(鼓や笛)も入った演奏形態が特徴です。
代表曲に「梅は咲いたか」「浅草参り」「奴さん」「深川」等があります。
江戸の雰囲気を今に伝える端唄、是非楽しんで下さい。
三味線について
三味線は江戸時代の少し前に日本に入ってきた楽器で、邦楽器の中では比較的新しいものです。
その当時最新のパフォーマンスだった歌舞伎に取り入れられ、広く日本人に愛されました。
大きく分けて、細棹、中棹、太棹、の三種類があります。
細棹:長唄など
中棹:常磐津節、清元節、地唄、端唄、小唄など
太棹:義太夫節、津軽三味線など
それぞれジャンルによって細かい違いがありますが、端唄では細〜中棹を使います。
もしすでに三味線をお持ちでしたら、細棹でも太棹でもまずはその三味線で始めて頂いて結構です。
三味線は唄とセットのものですが、三味線だけの練習曲もご用意しています。
また現代曲を三味線で演奏することも可能です。ご相談ください。
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